ギターの速弾きテクニックのスウィープ。難度の高いテクニックですが、そのパターンは割と決まっています。ここでは5弦スウィープの基本パターンについて、マイナースケールを元にしたものを説明します。
スウィープのフレーズの形は大きく「メジャー型」と「マイナー型」に分けることができることを「5弦スウィープの基本パターン(メジャー型)」で説明しました。ここではそのマイナー型について見ていきます。フレーズの形はほとんどメジャー型と同じなので、メジャー型との違いを意識しながらまとめて覚えてしまうと良いでしょう。
図1がマイナー型の5弦スウィープの基本パターンの1例になります。弾き方のコツなどについては「スウィープの基本」、「5弦スウィープの基本パターン(メジャー型)」のページで説明していることと全く同じなので、そちらのページを参考にして下さい。
メジャー型の5弦スウィープパターンとの違いは、以下の2点です。
フレーズの形はほとんど同じなので、この違いを意識して練習すると良いです。下に指板上でのポジションの違いを記しましたので、参考にして下さい。
マイナー型の5弦スウィープパターンの2つ目の例です。左手の運指がメジャー型のパターン2に比べて細かくなっています。
この形のマイナー型5弦スウィープでは、3、4弦を薬指でジョイントするところがポイントになります。細かいコツなどは「5弦スウィープの基本パターン(メジャー型)」のパターン2と同じなので、そちらのページを参考にして下さい。
メジャー型の5弦スウィープパターン2との違いは、以下の2点です。
以下の図を参考に、指板上でのポジションの違い確認しておきましょう。