ギターで様々なコードを弾いてみましょう。このページでは基本的なメジャーコード、マイナーコードについてTAB譜で押さえ方を確認しながら見ていきます。
コードとは日本語で「和音」と言い、同時に鳴らされる複数の音の集まりのことを意味します。コードにはたくさんの種類があり、基本的なものがメジャーコード、マイナーコードと呼ばれるものです。まずはこの2種類のコードについて、その押さえ方を確認しながら弾いてみましょう。
以下では各コードの押さえ方に開放弦を使うコードを集めました（そうでないものもありますが）。開放弦を用いるコードはオープンコードと呼ばれます。
また、オープンコードでないコードの押さえ方について、1つのフレット内に同じ指が書かれているものがあります。以下ではメジャーコードのF、B、マイナーコードのCm、Fm、Gm、Bmが該当します。これらのコードを押さえる際は、同じ指が書かれているフレットを書かれている指で全ての弦をまとめて押さえます。このように複数の弦を1つの指でまとめて押さえることを「セーハ（バレー）」と言い、セーハを用いるコードをセーハコード（バレーコード）と呼びます。
バレーコードは初めのうちは難度が高いと思うので、オープンコードから弾いてみると良いでしょう。
メジャーコードは音の響きが明るい感じのコードです。
メジャーコードのコードネームの表記について、例えばCメジャーコードならば「C」とだけ表記する時もあれば、「CM」と表記する時もあります。他にも「Cmaj」と書かれる時もあります。表記の仕方は人それぞれなので、どれが正しいというわけではありませんので、どちらの表記をされてもメジャーコードのことだと理解できるように覚えておきましょう。以下では「C」、「CM」の形式の表記を例として用いています。
マイナーコードは音の響きが暗い感じのコードです。
マイナーコードはそのコードネームを記す際には「m」を用いることが一般的です。例えば「Cm」、「Dm」のような形です。私自身は他の表記を目にしたことがないので、ここでは「m」を付ける表記のみ採用しています。ただ、マイナーコードの表記はこの方法が一般的だと思いますので、この表記方法だけ覚えておけば大丈夫でしょう。